赤い力で作用します

女性

さまざまな作用が働く

赤い色素が印象的なアスタキサンチンは、健康食品の分野においても化粧品の分野においても、どちらでもすっかりおなじみになりました。さまざまな研究の結果から、抗酸化作用や脳機能改善作用を始め、さまざまな効果を発揮することが知られていますが、そのアスタキサンチンが持つ注目の効果の一つに、抗炎症作用があります。人の体に細菌が侵入すると、体は細菌から身を守るために生体防御反応というものを起こすようにできています。この細菌を退治するのに、体内の免疫細胞であるマクロファージが活躍するのですが、その際に一酸化窒素を産生します。体内に入った細菌が多かった場合、退治はしたけれども、結果的にこの一酸化窒素の産生が増えてしまい、それが老化の原因になり、時にはがんを患うことになることがわかっています。そんなマクロファージによる抗炎症作用を抑制する力を持つのがアスタキサンチンであることが、近年の研究でわかってきました。アスタキサンチンを摂取すると一酸化窒素の産生を抑制することができますので、細菌を死滅させるマクロファージの働きはそのままに、その後の弊害であった一酸化窒素の発生を抑制してくれることになります。体内に細菌が入った場合、マクロファージをはじめとする免疫細胞が果たす役割は非常に大きいのは事実ですが、多くできすぎる一酸化窒素が新たな病や、老化の原因になるとわかった以上、その対策も練らねばなりません。その対策にアスタキサンチンが効果的ですので、サプリメントなどで摂取するといいでしょう。